埋立期限が迫る桐生市最大のごみ最終処分場

桐生市といえば、上毛かるたの「桐生は日本の機どころ」という句でも知られるように、日本の代表的な絹織物の産地です。
毎年8月の第1金曜日からは3日間にわたって桐生八木節まつりが行われ、多くの観光客でにぎわいを見せます。

そんな桐生市ですが、群馬県のなかではもっともごみの量が多い地区でもあります。

その量は県平均よりも十数%も上回っていて、特に事業ごみではその数字が50%以上にもなるほど突出しています。

この桐生市を中心に、みどり市、伊勢崎市旧赤堀地区の3区域で収集されたごみを処理しているのが、桐生市の清掃センターのごみ最終処分場です。
桐生駅からは、だいたい10kmほど離れた位置にあります。

市内に4つある最終処分場のなかでも、平成14年稼働ともっとも新しい施設です。最終処分場用地は3.94haで、埋立容量が36万5,016立方メートルと、その規模も最大となっています。

自然環境への影響が少ない安定型最終処分場として、廃プラスチック類、がれき類、ゴムくず、ガラス・コンクリートおよび陶磁器くず、金属くず、の5品目を処分しています。

ほかの多くの最終処分場でも問題となっているように、桐生市の清掃センターでも埋立期限が平成29年1月31日までと短くなっています。
残余年数は、ごみの量を減らすことで長くすることもできますが、現在のペースではなかなか厳しいといえるでしょう。

新しい最終処分場を建設するにしても、多額の費用がかかること、さらに建設地の受け入れを探すことがとても難しくなっています。
もともと、この桐生市の清掃センター最終処分場は、より地域に受け入れられやすいようにと提案された、群馬県のモデル研究事業制度によって作られた最終処分場の第1号施設でもありました。

センターではこのような現状に対し、特に事業系ごみのなかに地域外のものや産業廃棄物などが混じっていないか、抜き打ちでより厳しいチェックを行うことにしました。

私たちにとっても、ゴミを減らしてより長く最終処分場を使う意識はとても大切です。ごみをごみだとすぐに捨てずに、リデュースやリユース、
そしてリサイクルの3Rをつねに頭に入れておきましょう。

桐生市の清掃センターでは、大型ごみの個別回収も有料で行っています。電話で予約をしておけば、一度に4品まで引き受けてくれます。
19地区から21地区までは、年に2回まとめて収集をしているので、それを利用すれば予約の必要もありません。

自分で持ち込むこともできるので、引っ越しなどで大量にごみが出そうなときは、費用や品目などをぜひ相談してみてください。