徳川組、井草実業など群馬の最終処分場についてまとめています

群馬の最終処分場とは

多くの自治体は、その領域の中に最終処分場を設け、市内で発生した家庭ゴミを収集、処理したのちに埋め立てたり、そのほか事業者から処分量を得て、その処理を行った廃棄物を引き取っています。
産業が進み、多くのゴミを排出するようになった現代において、どんどん積み重なっていくゴミをどのように処理をするのか、無害化するのか、という点は非常に大きなテーマとなっています。

特に、近年発生した東日本大震災では、多くのがれきや廃棄物が出ることになりました。
単純ながれきであれば、一般の建設廃材のように処理をすれば問題ありません。
しかしながら、福島第一原子力発電所の原子力発電所事故に伴う放射性廃棄物については、どのように放射能の影響を遮蔽、あるいは吸収したうえで廃棄を行うのかが、非常に難しいという点があります。
そのため、各自治体ともに放射性廃棄物の受け入れについては及び腰になっているのです。

被災県とも近い位置に存在する群馬県においてもその状況は同じで、隣県である福島県からの震災瓦礫の受け入れのみならず、群馬県内で発生した放射性廃棄物の処理についても直面しているのです。
当初群馬県では多くの市町村に廃棄物の最終処分場を分散し、負担を軽減する考え方を示しましたが、途中でその方針を撤回し、放射性廃棄物を受け入れる最終処分場を一本化する方針へと変わりました。
特別な処理方法を必要とする処分場であるため、一元的に管理できるところで安全に注意したいという考えから起こったのではないでしょうか。

もともと群馬は製糸工場なども古くから存在し、北関東における工業都市としても発展してきた歴史を持つ場所です。
工場などから排出される化学薬品などの処理は群馬県において大きな問題であったことから、廃棄物の処理についてもしっかりとした経験に基づく判断をされていることだと思います。
群馬県の最終処分場の今後の運用形態に大いに着目していきたいと思います。