群馬県の一般廃棄物の現状

地球環境の保全や、処分場である埋立地の敷地確保の必要性が叫ばれ、大量生産・大量消費と呼ばれていた一昔前と比べて、近年ではゴミの削減が声高に叫ばれるようになっています。
その中で多くの自治体がゴミ削減に取り組んでいますが、中には効果を挙げられているところもあれば、なかなか改善されていないところもあるようです。
群馬県ではゴミの削減に古くから取り組み、事業を行っているようですが、なかなかゴミの排出量の削減がうまくいかず、平成25年の調査においては、全国の都道府県の中でワースト4になるほどのゴミ排出大県であるという事実が判明してしまったのです。

そのほかの調査を見ると、事業系のゴミの排出削減が進んでいないことが、全体的な排出量削減の停滞の原因になっていることや、技術進歩のおかげで、最終処分場への埋め立て量は削減されていることがわかりました。
また、ゴミとして廃棄されたもののリサイクル率も停滞を見せており、群馬県はなかなか目標値を達成することは難しそうな状況です。
一般廃棄物の中には家庭ゴミのほかに、企業が排出する無害な廃棄物(大量のコピー用紙など)も含まれますが、明治時代より殖産興業として多くの工場・企業が設立されてきた群馬県においては、事業ゴミの削減はここにきて大きな課題となっているということですね。

一年間に使用する経費は220億円を超えており、県財政の中でも多くのウェイトを占めている事業であることがうかがえます。
施設整備や維持に関わる費用はその一割にもみたず、日々処理を行う費用がほとんどを占めていることから、少しでも削減することによって、一億、二億のお金はすぐに浮くであろうことは想像できるでしょう。
ゴミやガスなど、地球環境に影響する分野に関しては県境に関係なく、将来の日本全体に影響を及ぼす課題です。
県民の意識向上や、行政のさらなる取り組みが求められているといっても決して過言ではないでしょう。