ごみ処理の先進国 ドイツの取り組みとは?

世界でもエコ先進国と言われているドイツ。そんなドイツでは、ごみに対して、様々な対策が行われています。まず初めに包装材のリサイクルシステム「Pfand」。これは、ペットボトルや瓶を返却する事でボトルの代金が返却されるシステムです。もともと、商品を購入する際、上乗せされているボトル料金。その料金をボトルを返却することで返金してもらうことができるシステムになっています。

返却方法も簡単で、自動販売機のような機械に入れるだけでOK。その手軽さも魅力の一つになっています。また、返金と言っても、お金と言う事ではなく、機械が設置しているお店の割引券と言ったものが多いようです。それでも、ボトルを持ってくるだけで割引券をもらう事ができると思えば、お得かと思います。

日本の家庭ごみの中でも約40%ほどを占める容器包装。リサイクルとして分別ごみに指定されている自治体も多くなっていますが、ドイツのようにするともっと、効果的に回収する事ができるのではないでしょうか。そんな、日本でのごみの分別は、基本、各自治体に任されています。その為、外出先でごみの分別の仕方に困った経験はありませんか。

隣の市でも違ってくるごみの分別。その為、「適当に捨ててしまった。」と言う経験をお持ちの方も多いかも知れません。しかし、ドイツでは、そのような心配は一切必要なく、どこでも同じ分別方法で安心してごみを処分する事が可能になっています。

また、子供でもわかるように色分けされており、観光客でも、絵を見る事である程度の分別は可能かと思います。青色は古紙。茶色は枯れ葉等の有機物。黒色は生ゴミ。緑色は衣類等。その他のゴミはグレーのごみ箱に捨てればOKです。また、ガラスに関しては、無色透明、緑、茶色ごとに分けることで、より効果的にリサイクルする事ができるように工夫されています。

こうしてみるとわかるようにごみ処理の先進国、ドイツだからと言って何も特別、難しい事は行っていないと言う事がわかったかと思います。単にごみの分別をわかりやすくし、また、統一しているだけと言っても過言ではありません。

また、リサイクルする事ができるにも関わらず、ついついごみとして出してしまうようなものには、初めからボトル代を徴収しておく事で返却率をアップさせる事ができ、国民みんなが気持ちよくごみと向き合うことができる環境になっています。それは、もしかしたら、ドイツ人の「思慮深く長期的に物事を考える性格の人が多い」と言う国民性が大きく影響しているのかも知れません。